世田谷区経堂にある『あらいクリニック』は、消化器疾患や内視鏡検査を中心に、確かで信頼される医療を目指します。
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機能性胃腸障害について

検査で異常がないのにおなかの調子が…

 
消化管の運動機能障害による腹部症状
  胃や大腸などの消化管に潰瘍やがんなどがあるときに、お腹が痛い、気持ちが悪い、吐く、お腹が張る、下痢などの症状があらわれますが、検査でがんやポリープなどの病変を認めないにもかかわらず同様の症状が続くことがあります。

  何らかの消化器症状で受診される方のなかに検査では全く異常を認めないにもかかわらず上記のような症状が続くことを、上腹部(食道、胃、十二指腸)では機能性ディスペプシア:Functional Dyspepsia(FD)や下腹部(大腸、肛門)では過敏性腸症候群:Irritable Bowel Syndrome(IBS)といいます。「検査で異常なし」と言われたのにおなかの調子が良くならないとお悩みの方の中に実はこれらの症候群の方が多く含まれております。
おなかが痛い…

機能性ディスペプシア
  機能性ディスペプシアでは胃が痛い、胃がムカムカする、お腹が張る、食事をするとすぐに満腹になる、吐き気、吐くなどの症状があるのですが、上部内視鏡検査、超音波検査、CTなどにて潰瘍やがんなどの器質的疾患を全く認めない症例に対して診断されます。腹部症状の発現メカニズムはまだ十分には解明されておらず不明の点も多いのですが、胃酸過多、消化管運動機能異常、不安やストレスなどの精神的要因、ピロリ菌感染などが要因と考えられています。

  上腹部(食道、胃、十二指腸、肝臓、胆のう、膵臓)の精査(内視鏡、超音波、CTなど)にて異常を認めず、症状が3カ月以上続いている場合に診断されます。

  治療は、まず問診を中心として患者さんの社会的、精神的背景を把握し、ついで症状の発現に関連するような生活習慣(食事、睡眠など)の相談や指導をおこないます。その後に薬物治療を開始します。
  薬物治療はまず制酸剤や粘膜保護剤などの対症療法から開始し、ついで消化管の運動機能改善薬を使用し、精神的な傾向が強い症例には抗不安薬や抗うつ薬を使用します。場合により漢方薬が有効な時もあります。

過敏性腸症候群
  過敏性腸症候群とはお腹が痛いとかお腹の不快感が慢性的に続き、便の回数が不安定で便の形が変化するなどの症状が継続しているのに、大腸内視鏡検査、大腸X線検査などにてがんやポリープなど病変を全く認めない症例に対して診断します。
  過敏性腸症候群は便秘型、下痢型、混合型、分類不能型の4に分類されています。腹部症状の発現メカニズムは不明な点が多いのですが社会的、心理的ストレスなどにより誘発されるという心身症的な側面も持っているようです。男性は下痢型が多く、女性は便秘型が多い傾向があります。

   下部消化管の精査にて異常を認めず、6か月前より上記の便通や排便に絡む症状を認め、最近3か月に症状が継続している場合に診断されます。

  治療はまず問診で食事、睡眠、社会的や心理的なストレスなどの生活習慣を把握し、症状の増悪因子を軽減するように指導を行います。その後に薬物療法を開始します。
  対症治療として整腸剤から始め、ついで腸の運動機能調整薬などをそれぞれの分類型に応じて調整します。社会的、心理的ストレスの関与が大きいと考えられれば抗不安薬や抗うつ薬などを使用することになります。

  最近イリボーという新薬が発売され、男性の下痢型の患者さんには著効を認めています。思い当たる症状がある方は是非ご相談ください。
   また最近では過敏性腸症候群の症状が直腸に限局している過敏性直腸症候群:Irritable Rectum Syndrome(IRS)という病態もみられ、便が残っている感じ、便が出しづらい、便通が多い、お腹が張るなどの症状が多く見られます。

以上簡単に機能性の胃腸障害について述べましたが、何か上記の症状で気になることのある方はいつでもお気軽にクリニックまでお越しください。
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